クリック&モルタルなる言葉が使われていた時代があります。
実店舗とインターネット上の架空店舗の識別の為の用語として生まれたIT関連で使われてた言葉です。
今も使われているかどうか?は解りませんが、言葉の重要性よりも、意味として中身を検証したいと思います。
インターネットで物が売れるか?どうか?が問われていた時代でしたので、実在性や正当性を示す為に実店舗を併用してネット販売を推進し、有るべき姿を表現していた気がします。
最近では、インターネットで物が売れるのは当たり前になりましたし、法令上の枠組みも変化してきてます。
実店舗がなくても売れる時代ですし、色んな影響からネット販売していた実際に店舗を持っていない、ネットショップがトラブルになり、製造元が紹介される事がTVで放送されてました。
時代も変わってきたな~~と思われる方もいると思いますが、私は今も昔も変わらない部分だと思ってます。
私自身も東京在住時IT企業に勤める以前にはORIXと言う会社でBudgetブランドのレンタカーを運営していました。
その時に車業界の事を、色々と知ったのですが、便宜的にBudgetが製造元で、ORIXが販売者的な部分に当てはめると、似てる気がします。
そもそも車業界は自動車ディーラーと言うのがあって、車の製造元と契約を結んだ販売店があって、日本の有名自動車メーカーさんだとトヨタですとか、日産、ホンダ、三菱、マツダ、スバル、スズキとか・・
沢山のメーカーさんがあって、身近に販売店があるので、見かけると思いますが、必ずしも自動車メーカーさん直営の販売店や子会社ではない事を知ってる人もいると思います。
昔から製造元と販売店と言う仕組みは身近にあるのです。
生命保険会社さんでは代理店と言う制度もあり、ビジネスの仕組みとして存在します。
メーカーさんがリスクを負わずに、製造に専念出来たり、メーカーさんに魅力を感じて、代理として再販したりしてます。
クリック&モルタルと言う言葉よりも、実店舗を持たないと言う実在性が薄れてくると、悪用する人や企業も増える様な気もします。
ただ都会と地方では認識も違いますし、都会の場合は対策が充分であったり交通網が整備されていたりしますので、横のつながりを含めて情報の入手が容易ですので上手に問題から回避し、何の苦も無くネットショップを利用したりネットオークションも利用してる気がします。
一方の地方はと言うと、交通網も都会ほど発達していませんので、実店舗か事業所を構えていても、対面販売や直接の接客対応をしていない場合は、信用度が薄かったり、交通面の影響で、なかなか行けない場合は一度伝わった情報は書き換わりにくいと思われます。
そういう意味では、今でもTVやラジオと言う宣伝媒体は地方では、世代を超えて大きな影響力があり重要です。
しかしレガシー的な広告媒体に、固執してしまうと時代に取り残される危惧を頂いてしまうしIT企業としての意味を見失います。
都会なら都会らしい、地方なら地方らしい、戦略的な取り組みを、増資を含めて、今年は取り組んで行きたいと思います。
矛盾するかも知れませんが、今までに無い新しい切り口であり、取り組みであり、その本質が実は昔からある王道のビジネスであるかの様な仕組みを夏を目処にリリースをして参ります
今後のメカネットワークの取り組みに期待下さい。